5/7(土)は「CHIBA TRAIL BLAZERS」の第10回定期演奏会へ。ここ数年、吹奏楽コンクールの千葉県代表として東関東大会で出てきており、何度か演奏を聴いたことがありました。とても柔らかいサウンドを持っているイメージがあり、本日演奏会を開催していることを知ったため出かけました。元々は3月に開催予定だったそうです。会場は柏市民文化会館大ホール。初めて来るホール。そもそも柏駅に初めて下車しました。会場は駅から徒歩で20~25分くらいと、かなりな距離。バスも平日限定運航とのことで適度なものがなく雨天ではありましたが徒歩で会場入りしました座席配置はコロナ仕様。2階にはほとんど人がいなかったため、2階で鑑賞しました。
プログラムは第1部は海外オリジナル曲中心、オープニングの「アルセナール」は堂々とした模範的演奏。整ったサウンドが素晴らしい。一般バンドだと奏者のクセが現れていることが多く、サウンドが混じりきらない団体が多いのですが、この団体はそのようなことはありませんでした。続いてアニメ系より「『ラピュタ』~キャッスルインザスカイ」。こちらもスッキリとしたサウンドが聴きやすく、好演でした。第2部に持ってきてもいい曲かなとも感じました。
P.スパークの「モーンダーレンの風景」は初めて聴きましたが、プログラムに深みを持たせる比較的ゆったりとした曲。演奏会のプログラムを組むにあたりこの曲を選ぶのは選曲者がよほどの情報通な方なのでしょう。第1部のメインはD.ギリングハムの「ウィズ・ハート・アンド・ヴォイス」は、打楽器群が素晴らしく、全体によるラストへ向けての追い込みも秀逸。オリジナル曲を良さをあらためて感じるこちらも好演。
第2部はポップス系。とても懐かしい曲が並んでおりました。「オブラディオブラダ」はデキシー調を含んだ真島さんの編曲ver.でした。続く「タイタニックメドレー」は、なぜこの時期にこの曲という突っ込みはありましたが、一つの「曲」として聴くとストーリー性がよく出たイメージしやすい曲で、懐かしさがこみ上げてきました。
上記の通り、演奏も素晴らしかったのですが、特に「CTB第10回演奏会記念スペシャルメドレー」の中のダンシングヒーローで、指揮の武田晃さんが扇子を持って踊りに参加されていたのが印象的でした。もちろん、指揮をされるお姿も整った姿勢で凛々しい感じでした。総じて50名弱の程よい人数で、全般的に整ったサウンドがとても聴きやすい演奏でした。
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